心理学と購買
日経ビジネスオンラインに、個人消費と心理学をテーマにした記事があった。
その記事によると、上向く気配のない個人消費だが、いつになったら上昇に転じるのか。
経済成長に関係なく、今の状態が続くのか・・・
日本を代表する流通業のトップ鈴木 敏文セブン&アイ・ホールディングス会長であるは、
「個人消費は経済学ではなく、もはや心理学で捉える時代に入った」と説く。
私もココで少し心当たりがあることがある。
製造方法、原料をかえていない同じ製品でも、クレームが増える製品があるということだ。
現場から見ると、お客様がクレームをつけてきた欠点が見えず、クレームのポイントがわからない。
お客様が指摘したポイントを調べてみても、こちらでは全くわからないことがあった。
製品の外観、味、風味ま全く同じ。
変わった事とすれば、10,20円の値上げくらい・・・
しかし、「値上げが嫌だとは直接言わず、そして値上げしたから買わない」と言ってくれるわけではない。
値上げが嫌なら、売上が落ちそうなものだが、売上は落ちることもない。
ここからは推測であるが、恐らく値上げされたことで、各個人の生活レベルの金銭的な範囲に占める割合が増えたことから、お客様の眼がいつも以上に厳しくなったのかもしれない。
ホワイトカラーがあふれ、年収が上がらない時代。
安い製品も大量に売られるが、これと同じように高級ブランドも多く生産され、そして飛ぶように売れている。
安さ、味、質だけでは購買に結びつかなくなってきているようだ。
金銭的な豊かさ、生活の豊かさ以外に、心の豊かさをテーマにして製品作りや商品を考えないと、
今後はますます厳しくなりそうだ。
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