鹿児島大学の「焼酎学講座」が今年度からスタートしました。
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鹿児島大学の農学部生物資源化学科にある「焼酎学講座」が今年度からスタートしました。
今年の第一期生となるのは同大学3年生の8人の学生で、学生達は焼酎の歴史や製造学の他、
感性心理学や比較酒文化論などの学術的に幅広い分野からも焼酎を研究していきます。
感性心理学では「もの(焼酎)づくり」に必要とされる心について学ぶそうです。
講座の指導には同大学の鮫島吉広、伊藤清両教授と他5人の教官や客員教授が当たり、
第一期生達は学内に設置した2つの研究室で、酵母菌やこうじ菌の研究なども行いながら、
焼酎製造の技術者や研究者を目指していくことになります。
「焼酎学講座」は、鹿児島県の伝統ある焼酎づくりの文化と技術の継承を目的として、
次世代の酒造者を育成するために、2006年に鹿児島大学に設置されました。
講座の設置に当たっては、鹿児島県と同県の酒造組合連合会が寄付を行っています。
大学では今年の講座開始に向けて授業のカリキュラム作成などの準備を進めてきましたが、
将来は「焼酎学講座」から「焼酎学科」への昇進を目指しています。
鹿児島大学の前田芳実教授(農学部長)は「焼酎の技術開発・研究を進めていくことで、
焼酎の世界的な価値を高めていき、地域の活性化と焼酎業界の振興を計っていきたい。」と、
話しています。
日本においての焼酎造りは、すでに文献記録では16世紀には行われていたそうです。
でも歴史だけでなく心理学の面でも焼酎を学べるとは、なかなか奥深いものがありますね。