国立国語研究所が言語コーパスを試験公開しました。
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独立行政法人・国立国語研究所が言語コーパスを試験公開しました。
言語コーパスとは、人間が使用する言語を分析するための基礎資料として、
言語に関する文例、品詞や用法の情報などを多数収集して電子化している、
大規模なテキストデータのことをいいます。
従来の言語コーパスの構築には、文例を電子化する手間と費用がかかるため、
英語やスペイン語などが中心となり日本語での構築は遅れていましたが、
現在、国立国語研究所が約1億語の収録を目指すKOTONOHA計画に取り組み、
日本語を専門とした言語コーパスの構築を行っています。
言語コーパスは1960年頃から言語学の研究のために構築されてきましたが、
近年では言語教育学の資料作成や情報処理、辞書の編集と電子化作業など、
幅広い分野で利用されています。
心理学および認知科学の分野における主な言語コーパスの役割としては、
言語刺激に対する統制研究や認知言語による実験の設計が挙げられます。
また、言語コーパスには言語学や心理学などの学術研究分野だけではなく、
産業開発への活用も今後は期待されています。
現在開発されている日本語の言語コーパスの可能性は未知数です。
近年言語コーパスの利用が拡大していくことによって、心理学の分野でも
新たな発見や論文の発表が増えていく可能性が大きいでしょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070528-00000001-zdn_ait-sci